手のしびれが気になる、腕から指先にかけて重くてだるい症状があり、気になって病院で検査してみたら脳に異常がみつからなかった。
薬をもらってきたけど、あまり効かない。
手のしびれの治し方が知りたいです。
そんなお悩みを解決するストレッチと
効果が早くでるコツを紹介します。
こんにちは!首専門の整体師の辰巳葉子です。
首からくるつらい症状を5年で1000人の悩みを解消してきました。
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首からきているしびれを治すには、姿勢を整えることです
病院で手がしびれる原因が首といわれたら、カラダの骨格のバランスがゆがんでいるということです。だったら薬では治らないですよね。
痛みを抑える鎮静剤や漢方薬を処方されることがありますが、根本はカラダのゆがみからきているので、姿勢を整えたほうが治ります。
首が悪くて手にしびれがある人の施術をいままでたくさんやってきました。
そのなかで効果があって、改善するのが早かったやり方は、首の形を整えてカラダのゆがみをとる体操をしてもらうことでした。
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首こりからくる手のしびれが良くなったよ~♪と、感想もいただいてます。
カラダがゆがむと血管や神経を圧迫してしびれがおこります
カラダを観察してみましょう。
今、あなたにこんな症状はないですか?
●手がしびれてじんじんする
●肩から腕、指先まで重くてだるい
●指先が冷たい
こんな症状がある人は鎖骨のまわりが固まっています。
ちょっとさわってみましょう。
鎖骨の上と下を、人差し指と中指の2本をそろえてスリスリとさするような感じで触ってみてください。
どこかに硬いところがあったり、びっくりするほど痛いところはありませんか?
痛みや硬いところがあったら、鎖骨のまわりが緊張しています。
これが手のしびれに大きく関係しているんです。
首からの神経は鎖骨の下を通って、指先に届いています。
肩こりや首こりが原因で、鎖骨のまわりが硬くなると、鎖骨の下を通っている神経や血管を圧迫することになり、手のしびれがでます。
これはカラダのゆがみが原因で、姿勢が崩れているのでしびれがおこります。
手のしびれを治すには、鎖骨のまわりのストレッチをして緊張をとっていきましょう♪
鎖骨のまわりをリラックスさせるストレッチを3つ紹介します。
手のしびれを治すには1分間ストレッチをしましょう♪
さっきも言いましたが、手のしびれは鎖骨の下をとおっている神経や血管が圧迫されておこります。
今回は鎖骨のまわりの緊張をゆるめて、柔らかくするストレッチを3つ紹介します。ポイントを確認してもらって、正しく理解してやってみましょう♪
手のしびれのストレッチ①-鎖骨の下
1番はじめに鎖骨の下の部分をやわらかくしていきます。
鎖骨の下はとてもデリケートな部分なのでやさしく触りましょう♪
グイグイ指で押すのではなく、手をあてて、ゆっくり肩を前に出してくるだけで効き目がありますよ。
とくにこの場所は筋肉がうすいので、やさしく気持ちのいい刺激が1番効果があります。
鎖骨の下をとおって、血管と神経が腕の方にむかって流れています。
手のしびれがある人はココをやさしく緩めましょう♪
ココをさわって痛みがある人は首こり肩こりが治りにくい。
手のしびれのストレッチ②-腕のつけ根
つぎに鎖骨と腕のつなぎめ部分をさわってみましょう♪
手のひらで肩を包みこむようにしたときに、ちょうど親指があたるところが治療ポイントです。
手のしびれを治すにはこの場所がすごく大事です。
力を入れすぎず、やさしくしっかりと肩を包みこむような感覚でやってみましょう♪
てのひらで肩を包みこむようにして、親指が当たるところを緩めていきます。
●腕を上下に動かす
●手のひらを回転させるように内側と外側にクルクルと動かす。
そうすると親指で押さえたところに刺激が入っていきます。
猫背や巻き肩もこの部分が硬くなりやすいので、効果があります。
指でグリグリ押さないで、やさしく腕を動かして緩めていきましょう♪
手のしびれのストレッチ③-鎖骨と首の筋肉
3番目のストレッチは首の筋肉をストレッチさせながら、鎖骨の動きを良くします。
首が痛いときは、この胸鎖乳突筋が緊張して、硬くなった状態です。
ゆっくり動かすことで、緊張した筋肉はゆるんでやわらかくなっていきます。
肩に向けて、強く押すのではなく、小さな力をじんわりと継続させます。
筋肉は小さな力を持続したほうが、やわらかくなるのが早いからです。
●そして反対側に顔をむけます。
こうすると胸鎖乳突筋がきれいにでてきてゆるみます。
●30秒くらい、このままキープ。
横を向くことで胸鎖乳突筋がゆるんで、鎖骨のまわりがやわらかくなります。
手のしびれを治す1分ストレッチのコツ
手のしびれを取るストレッチを3つ紹介しました。
ストレッチの効果を引きだすには、コツがあります。
必要以上に力を入れたり
めんどうくさがって手早くすませてしまうと、効果は期待できなくなります。
コツはゆっくり、気持ちよさを探しながら、がんばりすぎないことです。
気をつけてほしいポイント
★ストレッチでカラダを動かすときは、痛みのでない範囲で動かす。
痛みがでたら、その動きは間違っているということ。
今のカラダには必要のない動きをしているというメッセージです。
痛みが出る直前までゆっくりカラダを動かす。それが痛みを取るポイント。
★呼吸を止めない。
息をすることで血流が良くなって、新鮮な酸素をいっぱい含んだ血液を身体中に運ぶことができます。
酸素がカラダの修復を手伝ってくれますよ。
★勢いをつけない
反動をつけて動かしても、カラダは修復されません。
ゆっくり動かすことで緊張がぬけてゆがみが取れていきます。
しびれはカラダからのサイン!ほうっておいてダメです
痛みや痺れはカラダからのサインです。
そのまま放っておいて、カラダからの声を無視すると、もっとサインが大きくなっていきます。
がんばりすぎていることに気がつかないで、今までカラダを使ってきたから、カラダが悲鳴をあげて、もうやめてほしいとサインを出しているんですね。
症状が悪化して、しびれだけでなく、頭痛やめまい、吐き気も起き始める。
しびれに気がついたら、早めに対処しましょう。
しびれは場合によっては大きな病気が隠れているかもしれません。
おかしいなと思ったら、病院に行って調べてもらって、首からきてると言われたら、ストレッチを取り入れよう。
なぜなら、首は飲み薬や塗り薬では治らないから。
そして、首からきている手のしびれを治すには、姿勢を整えるのが一番早く治る道です。
一緒にストレッチしましょう♪